2014年 5月23日 金曜日、この日の夜はタスクールから全国へのインターネットを使った映像配信が行われました。以前にも少しだけご案内をしました「schoo web campus」、インターネットを使って授業を放送するサービスです。

schooは全国に20,000人程度の会員をもち、まるで授業を受けているような感覚で講義を受講することができます。パソコンのみならずスマホからでもアクセスが可能で、映像配信するだけではなくソーシャルメディアを活用して受講者同士が意見交換をできる仕組みが魅力的です。

タスクールをよく知っている方は疑問に思うかもしれません。
「どこで放送するの？」と。

schooの配信が決定したのは、配信1ヶ月前の4月23日。タスクールでは1ヶ月〜2ヶ月後まで予約が入っており、通常利用される方もいらっしゃいるため、タスクール自体で配信することは難しい状況でした。
そこで考えたのがタスクールplusです。2周年記念イベントで発表した隣の部屋のレンタルオフィススペースの一角を使うことにしました。放送会場に選んだのは一番奥の部屋。仮のスタッフルームとして利用していた部屋です。

放送3日前のリハーサル

日常業務に追われ、まともに設置や機材のテストができていないままリハーサルの日を迎えてしまったため、当日はひたすら機材設置などを行い仮で設置をしてみました。そして最初に行った配置がこちら。

当初は、進行アシスタントである梶田さんと先生を務める株式会社はちえん。の坂田先生が横に並ぶような配置を考えていました。ただ、その後のリハーサルやschooの担当者である田中さんの助言にて「クローズアップ現代のような対面型」でやってみてはどうかという提案をいただきました。

ただし、この日は時間切れ + 機材不足で完全な状態で設置とテストを行うことができませんでした。
そして奇しくも、完全な状態での配信テストを行えないまま当日を迎えることになります。

そして迎えた当日

日中は別の業務があり対応ができず、夕方から大急ぎで会場の設営に励みました。アシスタントさんと先生がどうしたら進めやすいか、やりやすいか。こちらから指示を出すにはどうしたらいいかということを考えながら考案したのがこちら。

アシスタントさんと先生の見える位置に大きめのディスプレイを2つ配置しました。棚や台がなく、あるものだけで配置をしたので雑な印象は否めませんが機能性は十分です。左側のディスプレイは「配信担当者(私)からお二人へのカンペを出す用」、そして右側は「視聴者のコメント表示するディスプレイ」として活用しました。即席では有りましたが、配信中にもしっかり情報が伝わったようでいい感じに機能したと思っています。

そして緊張の一瞬、放送開始の時間になりました。

「すべての配信は私のPC1台に託されている・・・」そう思いながら配信を開始し、Goサインをだしました。

配信開始の合図でもあり、そして90分間の自分との戦いのGoサインです。

音声チェックまで完全にできていなかったため、最初かなり音が小さい状態でのスタートとなってしまいました。またTVの映像が反射に閲覧しづらい状態になっていたのも大き反省点です。この辺りの点では録画をお見せする際にもお見苦しいでしょうけれども、今後の教訓とし後学に活かすこととします。

90分間の配信は、大学の授業と同じだったはずなのですが、驚くほど早く終わってしまいました。その間、映像には映りませんが、裏では通信速度や時間、コメントを監視しながら、適度な画質・音質で対応し続けていたのは「臨機応変に自己判断で対応する」という点で、かなりよい経験になりました。

今回の放送は5月末を目処にschooのサイトで無料公開されるそうです。タスクールでもまたご案内をしますので、もうしばらくお待ち下さい。

尚、既に次回の日程も決まっておりますので、そちらもご覧ください！

【全国無料で受講可能】日本唯一のバタートースト評論家直伝！TVでは放送されなかった美味っしいバタートーストを食べるために大切な事&プレゼンのコツ

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記 : 武藤